よろけは、前後入力(斜めも可)によって回復することができます。
しかし実は「後ろ入力よりも前入力のほうがよろけ時間が大きく短縮できる」のはご存知だったでしょうか。
具体的に言うと、
6(前)入力(9と3含む)によるよろけ時間回復は2F
4(後ろ)入力(7と1含む)によるよろけ時間回復は1F
というシステムになっています。
そうなるに至った検証結果は以下の通りです。
◆検証その1◆
ソルの
6HS(よろけ時間35F)>BB(発生32F)
で検証。
6HSのよろけ時間が4F回復すればよろけ時間は31Fとなり、
発生32Fのバンディットブリンガーは連続ヒットしない。
以下は、6HSのよろけをどのような入力でよろけ回復し、
その結果連続ヒットしたかどうかを記したものである。
6HS(よろけ時間35F)>BB(発生32F)の場合よろけ回復の入力 | 連続ヒットした? |
---|
4444 | × |
66 | × |
644 | × |
446 | × |
444 | ○ |
46 | ○ |
46 | ○ |
6 | ○ |
この表を見ていくと、
6入力によるよろけ回復時間は2F、
4入力によるよろけ回復時間は1Fと考えられる。
これをよろけ入力にあてはめ、推定よろけ回復時間を出してこの表に併せる。
6HS(よろけ時間35F)>BB(発生32F)の場合よろけ回復の入力 | 連続ヒットした? | 推定よろけ回復時間 |
---|
4444 | × | 4 |
66 | × | 4 |
644 | × | 4 |
446 | × | 4 |
444 | ○ | 3 |
46 | ○ | 3 |
46 | ○ | 3 |
6 | ○ | 3 |
こうして見ると、やはり6入力で2F、4入力で1F回復し、
合計よろけ回復時間が4Fになった場合、連続ヒットしていないのが解かる。
他の例も検証する。
◆検証その2◆
カイの
6HS(よろけ時間50F)>スタンエッジチャージアタック(発生43F)
で検証。
6HSのよろけ時間が8F回復すればよろけ時間は42Fとなり、
発生43Fのスタンエッジチャージアタックは連続ヒットしない。
6HS(よろけ時間50F)>チャースタ(発生43F)の場合よろけ回復の入力 | 連続ヒットした? | 推定よろけ回復時間 |
---|
4444 4444 | × | 8 |
6666 | × | 8 |
66644 | × | 8 |
6664 | ○ | 7 |
4444 444 | ○ | 7 |
他、チップの6HS>ゲンロウザンでも検証したが、
特に矛盾の発生する結果にはならなかった。
◆結論◆
以上の例から、
おそろしく根性曲がりで意味不明なシステムになっていない限り、
6(前)入力(9と3含む)によるよろけ時間回復は2F
4(後ろ)入力(7と1含む)によるよろけ時間回復は1F
であることはまず間違いないと言える。
検証結果は以上です。
・・・なんだか結論ありきの検証になってしまった感が否めませんが、
まぁほぼ確定でしょう。
この事実を知った瞬間おそらく誰もが思うのが、
「じゃあ、よろけ回復は普通に6>4>6>4って入力するんじゃなくて、
6だけ連打して6>5>6>5ってやるほうが効率いいの?」
という疑問でしょう。
・・・実際のところどうなのでしょうかね。
キッチリ几帳面に正確によろけ回復を6>5>6>5と入力するよりも、
何も考えずに気合でレバーを左右にガチャガチャやるほうが早そうな気もします。
少なくともパッドの場合はそんなチマチマと6連打するよりも、
親指を十字キーの真ん中においてグリグリやるほうが確実にそして圧倒的に早いです。
また、よろけ回復を6連打だけで済ませようとすると、別の問題も浮上してきます。
よろけから復帰した瞬間、高確率でダッシュしてしまうということです。
(ハイスラパイル抜けられるイケメンさん情報ありがとうございました)
通常、自分がよろけたら相手は追撃しにくるもの。
よろけ回復した瞬間ダッシュして相手の攻撃を受けてしまっては、
逆に補正切りとなってしまい、よろけ回復できなかった場合よりひどいことになります。
6ではなく9連打でも1回につき2Fのよろけ時間回復ができますが、
これでもよろけ復帰した瞬間にまず確実に前ジャンプをしてしまうため、
やはり少々危険。
それに対してよろけ回復を4連打や7連打のみでしようとした場合、
よろけ時間は減らしにくい代わりに
よろけ復帰した直後にガード、あるいはバックステップ、
後ろジャンプが出せるため比較的安全になります。
もしかしたらそんな安全なレバガチャを安易にさせないように、
後ろ方向のレバガチャはよろけ回復時間が小さく
逆に前方向だと大きくなっているのかも…?