聖ソルの必殺技『シュトルムヴァイパー』。

なんとこの技はある条件を満たせば、攻撃判定発生前にキャンセルが出来ます。

百聞は一見にしかず、論より証拠ということでこの動画をご覧くださいな。

シュトルムヴァイパーが途中でキャンセルしているのが解かるかと思います。

さて、それでは肝心のＳＶをキャンセルするのに必要な条件とは何か。

それは『聖ソルが膝で立ち炎が見えた瞬間に暗転が発生すること』です。

↑このタイミングですね。
ただし炎が見えている状態で暗転が発生すれば
必ずSVをキャンセル出来るという訳でもありません。

また、成功させるにはおそらくジャスト1Fのタイミングで暗転を発生させる必要があり、
再現するのはちょっとコツが要ります。

このジャストタイミングの暗転が成功すると、勝手にシュトルムヴァイパーがキャンセルされます。

スローモーションの部分をよく確認すると解かるのですが、
キャンセルした直後に聖ソルの『着地モーション』が入ります。
おそらくこれはSVの着地硬直が発生しているのでしょう。
暗転を発生させるタイミングが、
『SVで聖ソルが空中判定になる直前』でなければならないことと
密接に関係してそうです。

ちなみに、動画の最後の部分のように、
通常技をキャンセルして出したSVも暗転のタイミングさえ合えばキャンセル出来ます。

また、シュトルムヴァイパーだけではなくバンディットリヴォルヴァープロトタイプでも、
同じようなキャンセル方法が可能です。

これに関してはこちらの動画をご確認いただけます。

動画内で説明していますが、BRPのキャンセルバグが発生すると、聖ソルの状態がおかしくなります。

まず、BRPキャンセル後の聖ソルはガードが一切できなくなります。
（FDは張ることはできますが、ガードはできません。）
その状態でガード方向にレバー入力していると、
聖ソルがロック演出系の技（イノの臨書遺言など）の性質がおかしくなったりします。

また、立ち状態の聖ソルに攻撃を当てても必ず空中喰らいになります。

…このようにとにかく色々とおかしい状態に。

そして極めつけはジョーカートリックバグ。
この状態の聖ソルにこれを当てると、なんと聖ソルがカードになったまま動けなくなります。

この状態は聖ソルがジャンプ、バクステなど、
空中判定になる行動を取ることで解除されます。

それにしてもこのBRPをキャンセルしたあとの聖ソルの状態が、
『闇慈JSの出始めバグ』と『立ちP仕込みをしたブリジットがダウン設置をした直後』と、まるっきり同じ性質なのが気になります。

例えばこの2キャラにこのタイミングでジョーカートリックを当てても、
やっぱりカード化したままジョニーだけが自由に動ける状況になります。

何か共通点があるのでしょうか。

RCやFRCを使わずに必殺技を途中でキャンセル出来るというのは非常に面白いですね。
しかもこのネタにはまだまだ調査や考察の余地が残されています。

・SV、BRP以外でキャンセル出来る技はないか
・SV、BRPをキャンセル出来ない覚醒必殺技はあるか
・暗転がキャンセルにどのように関与しているのか

…などなど。

色々調べていきたいと思います。