一撃準備コマンド(ボタン4つ同時押し)を入力すると、
テンションゲージが一撃ゲージに変化します。

実はこれには少々タイムラグがあり、
ボタンを4つ同時押しするのと同時にゲージが変化する訳ではありません。

ボタンを4つ同時押ししてからテンションゲージゲージが
一撃ゲージに変化するまでの間に攻撃を喰らってしまうと、
一撃準備は失敗となり、一撃準備成功状態にはなれず、
ゲージもテンションゲージのままとなります。

ボタンを4つ同時押ししてからゲージが一撃ゲージに変化するのにかかる時間は
キャラごとに異なります。
早いキャラで約5F、遅いキャラで25Fもかかるので、
その差は結構大きいと言えるでしょう。

例えばソルは一撃準備の全体フレームが76Fですが、
テンションゲージが一撃ゲージに変わるのは大体その13F目のタイミングです。

この場合、一撃準備が始まってから12F目までに攻撃を喰らうと一撃準備失敗になります。
13F目以降に喰らった場合はダメージはもちろん受けてしまいますが、
一撃準備は成功し一撃必殺技を撃てる状態になります。

つまり早いうちにテンションゲージが一撃ゲージに変化してくれる一撃準備をもつキャラは、
一撃準備を成功させやすいということです。

ちなみにキャラが光る膜のようなもので覆われ、
一撃ゲージ（あるいは体力）が減り始めるのも、
ゲージが一撃ゲージへ変わった瞬間からです。





というわけで全キャラクターの『一撃準備成功保障フレーム』を調査し、
まとめ表を作成しました。



『一撃準備成功保障フレーム』というのは、
先に述べた『ゲージが一撃ゲージに変化するのにかかる時間』と同意です。

『発生保障』という言葉を聴いたことはないでしょうか。
例えばテスタメントのHSエグゼビーストには2F目以降に発生保障があり、
2F目以降に相手の攻撃を喰らってもエグゼビーストは出てくれるのです。

これと同じで、『一撃準備成功保障フレーム』は
『そのタイミング以降に攻撃を喰らっても一撃準備は成功する』という意味として使いました。

例えばソルの場合、『一撃準備成功保障フレーム』は『13F目以降』となっています。

ただしひとつ注意していただきたいことがあります。

以下の表の『一撃準備成功保障フレーム』は30FPSの設定でギルティギアを録画し、
コマ送りにして調べたものなので、実際のものとは異なるデータが半数を占めています。

1秒間に60枚の絵を描写するギルティを、
1秒間に30枚だけキャプチャしても、とりこぼしが生じてしまうため、
正確な値が解からないということです。

本当は60FPSでキャプチャしたいのですが、俺の環境では不可能でした…。

なので、実際の成功保障フレームは以下の表から2、3Fズレている可能性があります。

あくまで目安としてお使いください。



それではどうぞ。

	一撃準備全体フレーム	一撃準備成功保障
ソル	76F	13F目以降
カイ	46F	9F目以降
メイ	70F	13F目以降
ミリア	66F	9F目以降
エディ	68F	9F目以降
ポチョムキン	98F	15F目以降
チップ	94F	25F目以降
ファウスト	82F	5F目以降
梅喧	84F	14目以降
ジャム	54F	7F目以降
ジョニー	54F	9F目以降
アクセル	90F	13F目以降
闇慈	56F	13F目以降
ヴェノム	44F	7F目以降
テスタメント	60F	21F目以降
スレイヤー	80F	13F目以降
イノ	76F	17F目以降
ザッパ	76F	17F目以降
ブリジット	60F	21F目以降
ロボカイ	80F	9F目以降
アバ	68F	17F目以降
クリフ	68F	25F目以降
ジャスティス	46F	15F目以降
EX聖騎士団ソル	76F	17F目以降

一撃準備の全体フレームが長いほど、
成功保障フレームも遅いというわけではないみたいですね。

ファウストの5Fとチップの25Fの成功保障は別々の意味で驚愕。

並べて同時に一撃準備をさせてみると、
成功保障の違いがよく解かるでしょう。