『起き上がりの1F目は立ち状態の喰らい判定？』
http://guiltyjake.web.fc2.com/nmekuri1.html
GUILTY JAKEのギルティネタのページのひとつです。
簡単に言うと、
起き上がりにしゃがみ(2)を入れっぱなしにしても、
喰らい判定の大きいしゃがみ移行モーションが瞬間的に存在するため、
相手キャラによっては昇りジャンプ攻撃が中段の崩しとして機能する、という内容。
しゃがみ移行モーションとは、立ち状態から完全にしゃがみ状態になるまでの間の
キャラの動きのことです。
このモーションは喰らい判定の大きさ、しゃがむまでの時間が
キャラによってバラバラです。
例えばソルとスレイヤーを比較してみると
一番左が立ち状態、一番右がしゃがみ状態。
しゃがみに要する時間はスレイヤーのほうが明らかに長く、
また、喰らい判定も大きく異なることが解ります。
特にしゃがみ移行の1F目(左から2番目)を比較してみると、
立ち状態と殆ど変わらない高さのスレイヤーと若干低くなってるソル、結構な違いがあります
これを利用すると、しゃがみ移行モーションが大きいキャラに対して
昇りJS中段等が出来る、ってことでした。
ところが後になって(冷静になって考えてみると当たり前だったのですが…)
このしゃがみ移行モーションはガードポーズでキャンセルが可能
と言うことが解ってしまいました…。
つまり相手が起き上がりに2を入れっぱなしにしていた場合、
しゃがみ移行状態の相手の喰らい判定が大きいとソルの昇りJS等が刺さり、
相手もしゃがみ喰らいになります。
ところが1(しゃがみガード)を入れっぱなしにしているとJSの攻撃判定に反応して
起き上がり直後に一瞬で完全しゃがみ状態になってしまう、という訳です…。
実戦では3や2を入れっぱなしにして起き上がることなど、ほぼ皆無。
使えないどうでもいいネタの上に、おそらく多くの方々にご迷惑をおかけしてしまいました。
…ここまでが、今回の流れのダイジェスト。
恥ずかしい勘違いをしていた俺は失意のどん底でふて腐れていましたが、
ある方から、本当の「起き攻め昇り通常技による中段崩し」ネタを教えていただけました。
本当の「起き攻め昇り通常技による中段崩し」…。
そのやり方自体は実に簡単です。
仰向けで頭をこらち側に向けている
もしくは
うつぶせで足をこちら側に向けている状態でダウンしている相手の起き上がりに
ジャンプ攻撃を重ねればいいのです。
こうすることによって、相手がしゃがみガードをしていても
昇りジャンプ攻撃がヒットします。
仰向けで頭をこらち側に向けているもしくは
うつぶせで足をこちら側に向けている状態のダウンとは、
有名な「完全画面端でのめくりが可能な状態」です。
上の動画のように、チップのゲンロウザンなどは自然とその状況に出来るので
狙いどころと言えます(有効かどうかは謎ですが…)
さて。
では、何故このようなことが可能なのか。
これを調べるのが今回の仕事。
2つの動画を比較してみます。
最初は
「起き上がりにしゃがみガードを入れっぱなしにしているスレイヤーに対し、
正面から昇りでヴェノムのJKを置いておく」
次が
「起き上がりにしゃがみガードを入れっぱなしにしているスレイヤーに対し、
裏回って昇りでヴェノムのJKを置いておく(ただしわざとスカす)」
動画です。
一見、どちらも全く同じことが起きているようにしか思えませんが、
実は決定的な違いがあることにお気づきになられたでしょうか？
前者…普通に正面からJKを当てようとした場合、
この起き上がり直後、スレイヤーはヴェノムのJKに反応し、
ガードポーズを取って即座にしゃがみ状態になります↓
ところが、裏周りJK重ねの場合は
この後…↓
一瞬だけこのポーズを取った次のフレームでしゃがみ状態になります。
このポーズ…皆さんは何か解りますか？
実は皆さんはこのポーズを既にお目にしていたはずです。
↑
これです！
しゃがみ移行モーションの1F目、つまり画像の左から2番目のポーズと完全に一致。
これはつまり…
仰向けで頭をこらち側に向けているもしくは
うつぶせで足をこちら側に向けている状態でダウンすると、
しゃがみガードを入れっぱなしであっても、
起き上がりのしゃがみ移行モーションの1F目だけはガードポーズでキャンセル出来ない
と言うことになります！
それ故、しゃがみ移行モーションの1F目の喰らい判定が
スレイヤーのようにかなり大きいキャラに対しては
裏周りからの昇りジャンプ攻撃がしゃがみヒットするのです。
で、なんでそうなるの？
と聞かれたら何も言えなくなりますが・・・。
ま、まぁとりあえず余裕があったら実戦で狙ってみましょう！
ただし、FDされるとどのみち一瞬でしゃがまれるので要注意です。
