聖ソルのドラゴンインストール殺界は、
最後にタイランレイブのような技が発動する。

このタイランレイブ、実は色々と妙な性質がある。

とりあえず動画をどうぞ。





金ソルの殺界は、派生部分の最初のアッパー部分をガードさせれば
そのあと最後までずっと自動で続く。
(殺界の初段の衝撃波?がガードされた場合は普通にクラクラモーションに入る。
微妙にボスソルと性能が違う)

ここでこのまま放っておくと当然タイランレイブまで派生するのだけど、
タイランレイブの攻撃判定発生発生直前、もしくは発生中に
デッドアングルアタックや梅喧のガーキャンなどで、
聖ソルにダメージを与えると、タイランレイブの性能がおかしいことになる。

具体的に言うと、まずタイランレイブのダメージが0になり、
更に相手のやられ方がいつもの「火炎やられ+吹っ飛び」ではなく
「斬撃エフェクト+ちょっとのけぞり」になる。
また、地上ガードが不能というとても強力な要素もある。


さらにこのド派手な爆発エフェクトがどうも聖ソルの本体と同じように
扱われているらしく、
この爆発エフェクトがでているときに聖ソルに攻撃すると
エフェクトまでヒットストップを受ける

つまりエフェクトがちょっと停止する。
(スレイヤーのアンダートゥの足元の爆発のエフェクトの性質に酷似)

聖ソルの背後から攻撃すると当然聖ソルは振り向くが、
やっぱりエフェクトが聖ソルの本体の一部になっているのか、
エフェクトも振り向く

エフェクトはちゃんと攻撃判定を持っている(0ダメージの斬撃エフェクトだけど)ので、
回り込んだ梅喧はそれによって攻撃を受ける。

タイランレイブを撃った直後の聖ソルを畳替えしでふっ飛ばせば、
爆発エフェクトも吹っ飛ぶ。シュールだ。



ここで、どうしてこんなことが発生してしまうのか考えてみる。



実は殺界の最後のタイランレイブ部分には、2種類の性能がある。
それはナパームデスに派生する時に出すものと、
そうでない時に出すものの2つ。
それぞれ、ダメージや吹っ飛び方向などが大きく異なる。

くわしくはこちらを参照。
ドラゴンインストール殺界のナパームデスへの派生条件 〜タイランレイブは2種類あった!〜

おそらくはタイランレイブの直前の右ストレートが相手に当たった(ガードされた)瞬間に、
相手の体力を調べて、どちらのタイランレイブを撃つのか判断しているのではないかと思う。

なのでこの右ストレートを当ててから次のタイランレイブを出すまでに
聖ソルが相手の攻撃を食らってしまうと、
聖ソルが攻撃を受けたことによりこの「相手の体力調査の結果」が初期化され、
どちらのタイランレイブを出せばいいのか判断ができなくなってしまい、
「どちらでもないタイランレイブ」に派生してしまっているのではないだろうか。

さらに言うと、この「どちらでもないタイランレイブ」は、
エフェクト、ダメージ、ガード可能段、全てが以下の技と同一である。

・ディズィーの挑発
・ファウストの挑発
SLASHのバグ聖ソルのダッシュ終わり際攻撃
ブリジットのループザループRCバグで、
 何の打撃技も参照できなかった場合のロジャー

 (詳しくはリンク先)



多分、これらの技の性質である「0ダメージ+ガード不能+斬撃エフェクト」は、
何の手も加えられていないデフォルトの状態の技」なのではないだろーか。

例えば他の技は
「ダメージ10 しゃがみガード可能 電撃やられ」なんて感じで
技の性質が設定されているけど、
なにも設定されていない、本来ならバグなどでしかでない技が、
「0ダメージ+ガード不能+斬撃エフェクト」なんじゃないかと。
攻撃判定に最低限設定される要素」というか、なんというか。

非常に解かりにくいと思うけど、なんとなく伝わる・・・だろう・・・か・・・。

だからこそ、
「殺界のタイランレイブの直前に攻撃を受ける」という
ちょっとあり得ない状況が発生すると、
どっちのタイランレイブを出せばいいのか困ったシステムが
この技を引っ張ってくるのかな・・・などと考えてみたりした。

他にも未完成のキャラであるバグ聖ソルがこの性能の技?を使えたり、
直前の打撃技の性能をコピーするループザループRCバグの際、
ブリジットが何もしない(=参照する打撃技が存在しない)と
ロジャーヒット時の効果がこの性能になるなど、
結構真実味のある話なのではないだろうか。




実際のところは8割が妄想でいくらでも考えようがあると思う。
みなさんもヒマだったら色々考えてみてください。
そして教えてください。
inserted by FC2 system