情報を提供してくださったエクリプスさん、ありがとうございます!



イスカにはLAと呼ばれる攻撃方法があり、振り向きボタン+Pボタンで出すことができます。
LAは、ライン移動をしながら攻撃を行う技です。

このLAで相殺が発生した時にキャンセルでバーストを入力し、
さらにバーストを出る前に立ちPなどでバーストキャンセルをすると、
空中立ち状態」になったり「地中立ち状態」になったりします。

地中立ち状態について詳細は、こちらの記事をご覧ください。
【天放石引継ぎバグ】イスカだからこそ引き起こせる、地中立ち状態 





やり方とか。
イスカではボタン4つ同時押しでバーストなので、テンションゲージを空っぽにしておくことにしましょう。

ライン奥側から手前側へのLAを相殺バーキャンすると、ライン奥側で地中立ち状態に。
ライン手前側から奥側へのLAを相殺バーキャンすると、ライン手前側で空中立ち状態になります。

キャラによってLA相殺バーキャンがやりにくかったりやりやすかったりします。



原理について。

イスカでは、ライン奥側のキャラのグラフィックは
「画面の上方向に」「小さく」「暗く」
描写することで、奥側にいることを表現しています。

逆にライン手前側のキャラグラフィックは、
「画面の下方向に」「大きく」「明るく」
という描写になっているため、手前側にいると認識できます。

ライン移動というのはこれらを切り替える行動であるのですが、
攻撃判定を伴いつつライン移動を行うLAを相殺キャンセルバーキャンを行うことで、
画面下方向(上方向)から画面上方向(下方向)への移動が強制中断されてしまいます。
しかも移動が途中のままライン移動が終わってしまったので、
「大きさ」と「明るさ」だけは移動前のラインのままとなり、
結果として空中立ち状態や地中立ち状態のように見える

(というか、実際そういう状態とも言える)という理屈だと思います。



手前側ラインから奥側ラインに移動する際に、キャラは確かに画面上側に移動しますけど、
それが中断されると手前側ラインで高い位置にキャラが表示される(空中立ち状態になる)というのが非常に面白いです。

もちろんこの空中立ち状態は他のバグでできる空中立ち状態と同様で、ガードが一切できず、
攻撃を喰らうと必ず空中喰らいになります。

ライン移動でどんな処理をされているのか、想像してみるのも面白いかも。
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