ロボカイのパワーアップ覚醒必殺技『限界らばーず』には色々な効果がありますが、
その中のひとつに「ダッシュ速度が上昇する」があります。
家庭用のPS2イスカの限界らばーずには、これに関するあるとても面白いバグがありました。
まずトレーニングモードなどでロボカイを使用し、限界らばーずを使います。
次に自爆が発生する前にトレモをリセットします。
すると、ロボカイのダッシュ速度が常に限界らばーず状態と同じになります。
この状態で更に限界らばーずを使用すると、更にダッシュ速度が上昇します。
そのあと同じように自爆が発生する前にトレモをリセットすることで、
やはりそのダッシュ速度が保たれたままになります。
つまり「限界らばーず発動→トレモリセット」を繰り返していくだけで、
ロボカイのダッシュ速度がどんどん上昇していくのです。
これを10回以上繰り返すと、ダッシュを停止した瞬間に狂った速度が出るようになり、
それによって相手をすり抜けることができるようになります。
20回ほど繰り返していくとやがて最高速度に達するのですが、
その状態で更に限界らばーずの速度上昇を重ねがけすると、
オーバーフローが発生したかのごとくダッシュが異常な遅さになります。
この時にもう一度速度上昇を重ねがけすると、最高速度に戻ります。
以後は速度上昇を行っても、最高速度状態と最低速度状態の繰り返しになります。
最高速度及び最低速度がどんな状態かは以下の動画にまとめてあるので、
興味があったら見てみてください。
以下追記。
このバグは実はトレモ限定ではなく、対戦時にも起こりうります。
限界らばーず中に相手を倒す、あるいは倒されることで、
次の試合へ速度上昇効果を持ち越すことができます。
X BOX版イスカのネット対戦でこのバグを利用することはできたのでしょうか・・・。
ちなみにこのバグは当然といえば当然ですが、PS2やPC版の青リロではできませんでした。
もしかしたらイスカではアーケード版にロボカイがいなかったことが、
このバグの誕生と関係しているのかもしれません。
また、EXロボカイではなぜか不可能となっています。