空中浮遊バグとは、上記の画像のように『空中で立ち状態になり、地上技を出せる状態』になるバグのことです。
今回は過去作品で可能だったものからAC+でのみ出来るものまで、様々な空中浮遊バグをご紹介します。
やり方によって空中に受けるキャラが違ったり、高度が違ったりします。
@【EX万鬼滅砕+ミリア、ポチョダウンバーストバグ】
青リロ、SLASHなどで可能。
ミリア、ポチョムキンのダウンバーストバグ後にEX万鬼滅砕を当てると
相手キャラが空中浮遊する。
EXチップVSミリアorポチョの組み合わせで可能。
EXキャラクターを利用しているのでアーケードでは不可能。
ACでは一撃必殺技の仕様が変わり、
ダウンバーストに当てても通常通りの一撃の演出に入り、必ずデストロイするようになったため、
不可能である。
A【ポチョムキンダウンバーストバグ】
ポチョムキンでダウンバーストバグを行うと、相手キャラが立ち状態のまま超上空へワープする。
ポチョムキンは地上でフリーズ状態になる。
この時お互いのX軸をあわせると、投げが入る。
空中のキャラが地上のポチョムキンを投げるとお互いの位置が逆になり、
この後はポチョも相手キャラも自由に動けるようになる(しかもポチョは空中で)
どちらか1キャラがポチョムキンなら、もう1キャラは誰でもOK。
@と同じ理由で、ACでは不可能。
B【ファウストダウンバーストバグ】
青リロのGGXモードで可能であることは確認済み。
GGXモード限定のファウストダウンバーストバグ。
ファウストの一撃必殺技が当たったあと、
何故か上から降ってくるファウストが診察台に当たらずそのまま地面に激突し、刺さる。
その後、相手キャラは起き上がりの1Fの瞬間に投げができ、
投げに成功すると空中浮遊状態で自由に動くことが可能になる。
失敗すると二度と動けなくなる。
以前投稿した動画。今見たら色々酷かった。
どちらか1キャラがファウストなら、もう1キャラは誰でもOK。
ただしGGXモードを利用しているのでアーケードでは不可能。
ACではGGXモードそのものが消滅したので不可能。
GGGモードでGGXを選択するとサイクバーストそのものが打てなくなるのでやはり不可能。
そもそも一撃必殺技の仕様が上記の通り変更したのでやっぱり不可能。
C【ディエルタエンドスラババグ+EX万鬼滅砕】
AC、AC+で可能。
ディエルタエンドを空中スラッシュバックしたあと、
一定時間以内にEX万鬼滅砕を決めると@と同じ現象になる。
(このバグに関しては、詳しくはこちらをどうぞ)
EXチップVSチップの組み合わせでしか出来ないバグなので、
汎用性が非常に低い。
最初チップVSEXチップって書いたんだけどちょっとマズいことに気づいて修正しました。
さらにEXキャラクターを利用しているのでアーケードでは不可能。
D【羅鐘旋バグ】
羅鐘旋を空中スラッシュバックでガードすると、
お互いのキャラが鎖でつながれた状態になる。
相手キャラがアクセルの動きに連動して上下し、立ったまま浮いたり沈んだりする。
詳しくはこちら。
このバグの最大の問題は
羅鐘旋を空中スラッシュバックでガードできるキャラが限られているということ。
羅鐘旋も刺激的絶命拳と同じく地面スレスレに攻撃判定が出る技なので、
空中スラバのガードモーションが下方向に大きいキャラでなければならない。
実際に出来たのはアクセル、ディズィー、アバ、ザッパ、クリフの5人。
アクセルorEXアクセルVS上記5人の組み合わせで可能。
もしもアクセル(EXアクセル)が、相手キャラの力を使わず、
自力で空中浮遊できるバグが発見できたら、
全キャラが羅鐘旋空中スラッシュバックができるようになる
(高い位置に立って羅鐘旋を出せば誰でもスラバが可能になる)。
E【羅鐘旋バグ2】
おそらくGGシリーズなら初代以外全て可能?
ファウストが愛を投げる
>その直後に羅鐘旋がヒット
>その直後に愛の爆発がファウストにヒット>それに対して青バースト
>青バーストを出したら即フォルトレスディフェンス
>ダッシュして近づいて投げ
という流れ。
スラバを用いているわけではないので過去作品でも可能。
F【マグナムオペラ愛バグ】
おそらくGGシリーズなら初代以外全て可能?
少なくともACで出来たのは確認。
ファウストVSポチョムキンorEXポチョムキンのみで可能。
ファウストが愛を出した直後にマグナムオペラをヒットさせ、
そのすぐ後に愛の爆発でファウストが自爆すると、
ファウストが遥か上空で立ち状態で動けるようになる。
(このバグに関しては、詳しくはこちらをどうぞ)
Aと同じくこの時のポチョムキンは地上で硬直状態で、
ファウストが投げるまで動けない。
空中にいるファウストがX軸をあわせてポチョを投げると、
お互いの位置が反転し両者が自由に動けるようになる。
なお、エクストラメニューを使えば、
上空で発動したマグナムオペラに地上にいるファウストが当たりにいくことが出来る。
そうすると『ポチョムキンは上空でフリーズ、ファウストは地上で動ける』状態になる。
もしも地上でフリーズ状態のポチョムキンが自力で動き出せるようなネタが見つかれば、
刺激的絶命拳スラバは実現可能となる。
G【EXロボカイ飛び道具不発バグ】
AC+でのみ可能。
ディエルタエンドバグによる飛び道具不発バグ(詳しくはリンク先をどうぞ)を使って
『飛び道具不発状態』にすると、EXロボカイの『熱暴走カイ!?』が…
なんというか………壊れる。
口ではなんとも説明しにくいので、動画をご覧頂きたい。
このように、『発動した位置でロボカイを立ち状態にする技』に変貌するのである。
Y軸が重なっていれば、空中にいるロボカイが地上にいるチップを通常投げすることもできる。
するとチップは空中に、ロボカイは地上にという位置関係になる。
しかしチップには放置モーションがないため、チップは一切動けなくなる。
詳しくはHを参照。
EXロボカイとチップorEXチップという、組み合わせが極端に限定されているのがやや残念。
それでもギルティギアのバグの中でもトップクラスに見た目が愉快である。
もちろん家庭用限定の浮遊。
棺桶バグを利用する方法もある。
H【EXロボカイバグ】
AC+でのみ可能。
新技、『熱暴走カイ!?』と『EXカイ心の一撃』を利用したバグ。
『EXカイ心の一撃』は、初段のタックルがヒットしたときのみ、
通常ロボカイのカイ心の一撃に派生するという技。
『熱暴走カイ!?』はその名の通り自爆する技。
『EXカイ心の一撃』の2段目がヒットしてから3段目がヒットするまでの間に、
RCをして『熱暴走カイ!?』を出そうとすると、
何故かロボカイが空中で立つことが出来る。
しかし、そのまま1秒程度経つとすぐに自爆してしまう。
厳密に言うと、空中に浮き上がった直後にRC>即FB自爆とすると、
少しの間自爆せずに空中浮遊し続ける。
空中に浮き上がって少し経ってからだとすぐ自爆してしまう。
ロボが空中で立っているときに通常投げ、カイ電波を決めると自爆せずに済むが、
当然その時相手はカイ心の一撃を喰らって吹っ飛んでいるはずなので、
普通にやっては不可能。
ここで『一部の技を空中スラッシュバックすると、その技がそのまま続行されてしまう』というバグを利用する。
(このバグに関しては、詳しくはこちらをどうぞ)
EXカイ心の一撃の初段であるタックルを空中スラバすると、
何故かそのまま2段目、3段目に派生する。
これならば相手は地上で立っていることができるので、
一瞬の間に投げを決めることができる。
さらにある程度の高さで通常投げをすると、
打撃部分が当たらずロボカイだけが下にストンと落ちてしまう。
対して、相手キャラは空中に浮きっぱなし、立ちっぱなしの状態になる。
しかし、一部のキャラを除き、『ロボカイに地上投げを決められるとその後まったく動けなくなる』。
一部のキャラとは、以下の10キャラである。
テスタ
スレイヤー
ロボ
アクセル
ジャム
アバ
ソル
ヴェノム
イノ
闇慈
上記のキャラが空中に居るロボカイに投げられた場合は、
1〜30秒間ほど経つと空中で立ち状態のまま動けるようになる。
動けるようになるのにかかる時間はランダムらしい。
おそらくこれは、キャラクターの放置モーション(操作をしていないときに勝手に動く演出)
が発生すると、動くことが可能になるのだと思われる。
なぜなら上記の10キャラは、全員放置モーション持ちだからである。
ちなみにこのバグを使いジャムが空中にいる状態でロボの体力を0にし、
皿をキャッチする勝利演出になるとPS2がフリーズするので注意。
自爆するタイミングを変えることで、空中浮遊の高さもある程度操作できる。
ちなみに通常投げの場合は相手キャラが空中浮遊しロボカイが地上に、という位置になるが
カイ電波で投げた場合は逆にロボカイが空中浮遊する。
(一応)立ち状態の相手にSWCLをさせることも可能になる。
この方法の利点は、
「自キャラは地上に立っているが相手(ロボカイ限定)は空中浮遊している」
という状況を作るのが全てのキャラで可能であること。
I【羅鐘旋バグ3】
D、Eの派生版でAC+でのみ可能。
『カオスロマンキャンセル』を使うことによって、
全キャラが羅鐘旋バグを発生させることが可能になる。
詳しくはこちらを参照。
このネタの最大の強みは、全キャラを空中浮遊させることができるということ。
Hの【EXロボカイバグ】と比較する言い方をすると、
「自キャラは空中で立っているが相手(アクセル限定)は地上にいる」
という状況を全キャラで作り出せる。
しかもキャラの動きがおかしくなるというオマケつき。
高さは1キャラ分程度までだが、ここからまた新しく何かバグが見つかることだろう。
J【EXロボカイバグ その2】
Gの【EXロボカイバグ】と手順は殆ど同じ。
EXロボカイでチップのディエルタエンドを空中スラバするとロボカイが空中に浮くので、
その状態の時にFB自爆をするとロボカイが空中で立ち状態になる。
K【BRPキャンセルバグ】
バンディットリヴォルバープロトタイプによって聖ソルが空中判定になる瞬間に
相手の覚醒必殺技などの暗転が発生するとBRPが強制キャンセルされ、
その後の聖ソルが空中立ち状態になるというネタ。
詳しくはこちら↓
『シュトルムヴァイパー』&『バンディットリヴォルヴァープロトタイプ』キャンセルバグ
ただし、聖ソルが立っている高さ自体は地上に立っている時となんら変わりない。
しかし、「ガードができない」「攻撃を喰らうと空中やられになる」という点から、
性質的に空中立ち状態と同じであることが解かる。
L【EXエディバグ】
EXエディの分身転移を利用したネタ。
詳しくはこちら。
分身を出した状態で足払いキャンセルP転移をするだけでエディが空中立ち状態になる。
しかも無印ACではこれを何度も繰り返してどんどん上にあがっていける。
『エディが全ての相手に対し空中立ち状態になれ、
しかもその高度をほぼ自由に操作することができる』
という中々面白い空中浮遊バグ。
さらに空中浮遊バグの中では唯一自力ででき、しかも超簡単なのも大きな特徴。
M【我羨惚強化ゼイネストバグ】
強化ゼイネストを10枚ほど重ねたところにジャムの一撃必殺技をうたせて、
ジャムが固まったところにテスタが体当たりしたあと、
我羨惚のデストロイ判定を6HSを回避すると発生。
詳しくはこちら。
成功するとテスタメントがジャムに対し、かなり高めの高度で空中浮遊状態になる。
上記以外の空中浮遊バグをご存知の方がいらっしゃいましたら、
Blogでお教え頂ければ大変助かります。