『強盗、娼婦のヒモになる』には18禁の短編ノベルゲームです。
『強盗、娼婦のヒモになる』公開ページ
プレイ時間は 2 時間ほど。
とある事情で強盗に入った青年が、
何故か色々あってその襲った先の娼婦の家に住むことになったことから物語は始まります。
強盗と娼婦、二人ともまだまだ若い年齢であるのに、どうしてこんなことをしているのか?
ストーリーはその点を中心に展開されていきます。
メインヒロインが娼婦というかなり奇抜な設定で、
それ故に少々というか相当あれな展開があるため、
いわゆる独占厨とか処女厨とかに分類される方々にはおすすめできません。
ただ、僕もどちらかというと、っていうか全力でそちらに属する人間なんですが、
この作品はそれでも楽しむことができました。
内容がコンパクトにまとめられていて、テンポよく話が進んだからだと思います。
本作品の特徴として、やけに心理学に関する専門用語が登場します。
正直これはちょっとウザく感じたのですが、
まあ製作者自身が「ウザい知識」と言ってしまっているので、
ウザさを楽しむのがもしかしたら正解なのかもしれません。
また、誤字というかスクリプトミスがちょっと擁護できないレベルで多かったのも問題でした。
色々ありますが、お手軽に楽しめる短編なので、
純粋に何かひとつ物語を読んでみたい気分になった時にはとてもおすすめできる作品だと思いました。