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アサルとスパイ 公式ページ

『アサルとスパイ』は企業スパイとして裏社会を暗躍するビトウアサルを描くコメディADVゲームです。
タイトル画面にも書かれている「スタイリッシュノベル」が示すとおり、
様々な面で独創的な魅力を持つ一風変わった作品です。



 
 
 


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ストーリーは、有益な技術を持つ会社に潜入し情報を盗み取る産業スパイ「アサル」が、
仕事仲間から「相手の感情を操作するプログラム」を受け取るところから始まります。

相手の脳にハッキングすることで性格改変などの強力な作用を及ぼせるこの兵器を、
元々天才的な才能があったアサルは見事使いこなしていきます。

しかし、そのまま順調に産業スパイの仕事を続けていけるわけもなく、
気がつけば大きな事件の渦に巻き込まれていき・・・。

…といった内容です。





本作品はアドベンチャーゲームの要素が比較的強く、
カイワ、イドウ、ハッキングのコマンドによってイベントフラグを発掘していったり、
スパイ中に警備員などに発見された際には2種類のミニゲームが始まるなど、
ただ読み進めるだけのゲームとはなっていません。

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ミニゲームに失敗したり、ウカツな行動をとったりすると、
スパイゲージが減っていき、これが0になるとゲームオーバーです。
とは言ってもノベルという形式である以上、いつでもセーブができるので難易度は低いです。
製作者としても、セーブ&ロードを繰り返していくことを前提としてると言っています。

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このゲームの何よりのセールスポイントは、
登場人物のガンギマリ(ガンガンにキまっている危ない人)具合と、
それによって紡がれていくストーリーにあります。

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特にアサルの相棒となる「カノコ」の存在感が極めて異常で、
最初から最後までアサルもストーリーも振り回されていきます。
カノコは作中でもほぼ全ての登場人物からガンギマリ扱いされているので、
ある意味ではこの作品の象徴的な人物と言えるかもしれません。
それなのにどこか憎めないあたりがカノコの最大の魅力です。





プレイ時間は10時間くらいで、ボリュームもかなりあるほうです。
謎メダル収集というのやりこみ要素も極めるとなると、それ以上にかかるでしょう。

人を選びにくいノベルゲームであるため、多くの人にお勧めしたいゲームです。
時間ある時には、ぜひプレイしてみてください。
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