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『Ruina 廃都の物語』は2009年ベストフリーゲームで1位に輝いた、
非常に有名なロールプレイングゲームです。

TRPGのような雰囲気、ゲームブックのようなテキストが特徴的で、
それらが無理なくゲームシステムに組み込まれている完成度の高い作品です。


『Ruina 廃都の物語』 ダウンロードページ



詳しい解説は記事続きに書きますが、RPGが好きな人ならそんなものを読む前に
まず黙ってダウンロードしてプレイしましょう








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このゲームの戦闘システムは、至って普通のドラクエタイプ。
無論、装備やパーティの組み合わせをはじめとした戦略性はもちろんあり、
バトル自体も楽しめるゲームではあります。

しかしこの『Ruina』の最大の魅力は、
先述したTRPGのようなシステムゲームブックのようなテキストによる
ひとつの道として完成された雰囲気にあります。



主人公は名前、性別、外見、出生、その全てがプレイヤーが決めます。

その選択肢をどう選ぶかによってキャラ設定も変わるのですが、
どうあれひとつの町を拠点としてダンジョン探索を挑むことになります。

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ダンジョンの中は普通のRPGとは違い、かなり独特なシステムになっています。
地図のようなものが展開されて、
そこに点在するイベントポイントをクリックして、
イベントを見ていくことで先に進めるようになるのです。


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最初は地図は一部分しか表示されませんが、イベントポイントをこなしていくことで
行ける場所がどんどん増えていきます。
もちろんイベントポイントでは仕掛けがあったり色んなイベントがあったり、
何かあると思いきや何もなかったりすることもあります。


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ダンジョンや町でイベントを発生させていくと、
仲間が増えることもあります。

一度仲間にしたキャラは酒場で会うことが出来、
自由にパーティに組み込むことができます。


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仲間キャラには一人一人に個性があり、パーティを組むのが楽しいです。

戦闘面での強さは勿論のこと、
「料理」「鍵開け」「危機感知」「古代知識」などの探索スキルを
所持しているかどうかも重要になってきます。

できるだけバランスのいい1つのパーティを組むか、
それとも戦闘にも色んなイベントにも対応できるように、
パーティを入れ替えてサブメンバーの強化も図るか、
どのように育てるかはプレイヤー次第です。

パーティに入れた仲間キャラたちとはいつでも会話することができ、
その時点での場所やイベントに応じたセリフ内容となるので、
性格や外見だけ見て自分の好きなキャラを入れるというのも十分ありです。

また、特定の仲間キャラの組み合わせ限定の会話も数多くあり、
会話を全て見るには凄まじいプレイ時間が必要となります。

この会話システムにより、ゲーム全体の殺伐感が減っているのは言うまでもありません。



他にも釣りイベントや戦争イベントなど、
このゲームを細かく丁寧に底上げしている要素はたくさんあるのですが、
とてもじゃないけど説明し切れません。

これまでの画像や説明を見て、自分の趣味の波長と一致するものを感じた人は、
今すぐにでもプレイすべきです。
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