『フィアードライブ ダウンロードページ』
『RPGツクール2000 RTP ダウンロードページ』
時には豆が如くは「RPGツクール2000」で作られたゲームです。
「RPGツクール2000」で作られたゲームを起動するには、
「RPGツクール2000 RTP」をインストールする必要があります。
こちらからダウンロードしてインストールを進めてください。
このゲーム…『フィアードライブ』はフリゲRPGの中でも
かなり有名で、
かなり人気で、
かなり不人気で、
かなり個人的に大好きで、
かなりおすすめし辛いゲームです。
人を選ぶ…そんな便利な形容の言葉がこれ以上なく相応しい、そんなゲームです。
戦闘システムは基本的に普通のRPGで、
前衛後衛の概念があるドラクエ、といった感じです。
戦闘バランスは若干キツめですが、
各キャラの各ステータスを延ばせるエクステンスポイントの存在もあり、
少々レベル上げすれば難易度的に詰むということはまずないはずです。
しかしこのゲームの最大の魅力にして敬遠されるポイントは戦闘ではなく、
頭が痛くなるほどの数のギャグイベントです。
ストーリーを進めていく上でイベントがあるのはRPGとして当然ですが、
本作ではそれがほぼ全てギャグ方面に力が入られています。
当然ストーリーもギャグ…どころか、最後までプレイしないと支離滅裂な状態です。
その元凶は殆ど主人公のディアであり、
完全無欠の完璧超人なのに死ぬほど気まぐれという彼の性格に
ストーリーは完全に振り回され、物語が崩壊しかけることも珍しくありません。
戦闘中ですらこの有様。
肉体が四散しても問題ないという超戦闘能力がその厄介さに拍車をかけています。
彼の奇天烈な行動を言ってしまうとそのままストーリーのネタバレとなるので
ここでは詳しく言えません。
気になる方はぜひプレイしましょう。
ディア以外にも癖が強い人物が多く、
それに伴って作品全体の雰囲気が言葉では形容できないカオスさをこめています。
それが数十時間も続くボリュームでほぼノンストップで続くのですから、
確かに合わない人には絶対に合わないのも無理はありません。
また、それらの壮絶な量のイベントは同じく凄絶な数の一枚絵によって描写され、
ピクチャーフォルダの中のファイル数が3300とか訳の分からない数字になってます。
ご覧の通り、そのイベント絵がまた妙にユニークな空気を醸し出しており、
本作の印象を決定付ける大きな要因になっています。
やはりこの独特な絵も、
残念ながらこのゲームを受け入れられない層を生み出している原因とも言えます。
逆にこれらの要素が気にならない方ならば、
このゲームは何よりもおすすめのRPGだと思います。
とりあえず、騙されたと思ってプレイしてみてください。
その結果本当に騙される可能性もありますが、
そうではなければフィアードライブの世界にドップリはまりこめることを約束します。
攻略wikiもかなり充実しているのが地味に魅力です。