『あやかしよりまし』シリーズとは、
「冒険野郎のトムソーヤ」にて製作・公開されているフリーのノベルゲームです。
『あやかしよりましシリーズ紹介&DLページ』
『あやかしよりまし』シリーズは現在、
第1作目『あやかしよりまし』
第2作目『あやかしよりまし 祓(はらい)
第3作目『あやかしよりまし 逢魔(おうま)』
の3作品が公開されています。
もちろん、1作目から順にプレイしていくことを強くおすすめします。
◆『あやかしよりまし』シリーズとは
この作品の舞台は現代日本。
そして、妖(あやかし)の存在が物語に深く関わってきます。
妖には人間を守護するものもいれば、人間に害するものもいる。
主人公、稲生(いのう)修一郎は普通の人間には見えない妖を
視ることができる目を持っており、それによって妖と触れ合ったり、
時には戦ったりしながら、過去に失ってしまった人間らしさを取り戻していきます。
最初はただの厨二病に近い性格とも言える彼でしたが、
色々な妖絡みの事件や学校のクラスメイトたちとのコミュニケーションを経て、
どのように変わっていくのか。
そういったところに注目してプレイしてみて欲しいです。
窓の杜に書かれている「少年漫画的展開が熱い」という表現は、
これ以上なくこの物語を的確に表しています。
このゲームについて知りたい人は、こちらのページの紹介も参考にしてみてください。
◆第1作目『あやかしよりまし』
(画像は公式HPより)
1作目『あやかしよりまし』では、
前半は主に修一郎の家である稲生家の日常や
修一郎の学校生活などが描かれます。
稲生家には数多くの妖たちが住み着き、
修一郎や、その姉、楓と共に楽しく暮らしています。
しかし中盤、修一郎の家族の一人であった座敷わらしの紅葉に異変が起こります。
修一郎は楓や妖たちと共に、その異変に立ち向かっていくことになるのでした。
◆第2作目『あやかしよりまし 祓』
(画像は公式HPより)
『あやかしよりまし 祓』は外伝的作品であるため、
主人公は稲生 修一郎ではありません。
また、作品の時系列としては1作目の『あやかしよりまし』の前の話です。
この物語がどのように『あやかしよりまし』に関わってくるのか、
それはプレイしてのお楽しみです。
元々は携帯版しかありませんでしたが、最近PC版への移植が完了したようです。
そのため画面サイズは小さいですが、これはこれで中々新鮮です。
◆第3作目『あやかしよりまし 逢魔』
(画像は公式HPより)
そして3作目、『あやかしよりまし 逢魔』。
前作までをはるかに超えるボリュームで、その分内容も非常に濃いです。
修一郎の少年時代も描かれ、今までの謎が解き明かされていきます。
全ての謎が明かされた時が物語の佳境となり、
修一郎もまた、倒すべき敵を見定めることになります。
日常シーンではクラスメイトたちとの触れ合いの描写がかなり増え、
修一郎が彼らを打ち解けていく様が非常に微笑ましいです。
複線も多いので、自分で色々と先の展開を想像しながら読んでみると、
プレイの面白みが増すと思います。
それでは、あやかしよりましシリーズの世界をどうぞお楽しみください。