GGX Plus限定のバグです。
GGXにはDC版、PC版、PS2版の3種類がありますが、
このうちEXキャラクターが存在しているのはPS2版のX Plusだけです。
このX PlusにおいてEX梅喧が使える『斬凶絽』は、
攻撃判定の持続が終了するあたりまで、
下段、中断、ガード不能技を自動でガードするガードポイント技という超糞技となっています。
スラヘの地震部分や羅鐘旋すら普通にガードしつつ攻撃を出しているあたり、
もはやこの時点で凄まじいバグ臭を放っています。
が、本番はここから。
このEX斬凶絽のガードポイント判定中に特定のロック技を喰らうと、
通常ではありえないバグが発生します。
それによって起こる面白い現象をまとめた動画がこちら。
順番に解説していきます。
ケース@ いつもの
いつもの。
ケースA チップ一撃の場合
ディエルタエンドをガードポイントでガードすると梅喧がフリーズし、
そのまま捕縛されにいく。
・・・で、結局そのまま何も起こらない。
ディエルタエンド空中スラババグとは似ているようでちょっと違う。
ケースB アクセル一撃の場合
ガードするが、亂髪の派生が発生する。
AC+でも百重鎌焼カオスロマンキャンセルバグで、ほとんど同じことが再現可能のネタ。
・・・ただちょっと気になることがあって・・・
・・・これ、最後の三途渡しの時、なぜか暗転が発生してないんですよね。
何度か試してみたけど暗転が発生しなかったのはこの時だけでした。
なんだろうこれ。
ケースC ジャム一撃の場合
ある意味一番カオス。
ジャムの一撃演出中に動けるというネタ自体は、
ジャムの我羨惚とテスタの強化ゼイネストによるカオスバグ
によってAC+でも可能です。
違うのは、一撃演出中に投げを決めた後のこと。
AC+ではテスタメントがジャムに投げを決めると
ジャムがどこまでも高く吹っ飛んでいき、トレモリセットも不可能になりますが、
X Plusではジャムが普通にダウンする上、
トレモリセットしてもジャムが透明のままとなります。
この透明となったジャムは伝説のバグ透明髭の状態と共通点がいくつかあり、
そのひとつが「完全画面端の外に出られる」というところ。
ただし、透明ジャムは透明髭と違い
「画面端の相手に攻撃しても普通にノックバックが発生する」
「浮かし技を喰らっても普通に浮くだけ」ということで、
透明髭バグほどの面白さはありません。
やはり伝説は伝説でした。
ケースD エディ一撃の場合
見たまんま。
単純だけど趣深いというかなんというか・・・
だらだらとしていない瞬間的なインパクトがありますねこれは。
これもEX斬凶絽バグ独特の光景であり、
他の作品でこんなことをできたことはありませんでした。
動画で紹介している以外のロック技を当てた場合の挙動は、以下の通りです。
あまり面白いことにはなりません。
羅鐘旋・・・なぜかガードできる。特に派生したりバグったりはしない。
ネクロ怒った場合・・・なぜかガードできる。普通に派生する。
スラヘ地震部分・・・普通にガードできる。
アイアンメイデン・・・最初の地面から噴出す攻撃判定をザクロでガードすると、
本来、ヒット時にしか派生しないはずにクロス部分が発生する。
が、攻撃を喰らっているわけではないためか受身キャンセルバグはできない。
兆脚鳳凰昇・・・初段をザクロガードすると派生する(本来ヒット時にしか派生しない)。
刺激的絶命拳・・・初段はガードできるが、結局派生してロックされる。
今週のYAMAVA・・・初段はガードできるが、結局派生してロックされる。
セブンスサイン・・・初段はガードできるが、結局派生してロックされる。
ディムボゥガー・・・初段はガードできるが、結局派生してロックされる。
おまけ。
クリフの一撃の場合はこうなります。
ちなみにジャスティスの一撃はバグりません。