これは以前公開したネタムービー、『プカプカ』です。
通常ジャンプで相手を飛び越してから、めくり攻撃を地面ギリギリでヒットさせると
逆方向に技が出せる、というネタを主軸にしたムービーです。




この動画は、その『プカプカ』に収められていたコンボのひとつ。

ドラゴンインストール殺界はその見た目通り、背中方向にも攻撃判定が出ていて
このように面白いヒットのさせ方をすることが出来ます。

そして逆方向にドラゴンインストール殺界を出すことにより、
その後の追撃(ダッシュ)も逆方向、この動画の場合では画面端に向かいます。

通常では殺界が失敗すると例の気絶モーションが出るのですが、
実はわざと『追加入力を全くしない』ことによりそれを無くすことが出来ます。


これを使った連携は俺のお気に入りであるため、
GUILTY JAKEの過去作品にも何度も出てきています。




聖ソル使いのみなさんはぜひとも参考にしてください。
ところでZoomeって少し音ズレが激しすぎやしませんか。

そしてこの殺界、1段目のよろけ時間が125Fとゲーム中最高であるため、
動画のように『ダッシュで近づいて無駄に金バーストを放ったあとに通常投げ』、
なんてことが出来るほど有利になります。

殺界のテンションゲージ消費量は100%であるため、
通常は『殺界1段目RC→長いよろけ時間を利用して面白い行動』
といったことは出来ません。

どうしてもやりたい場合は、殺界で相手の何かの技と相打ちになるか、
この逆方向殺界という手段を取る必要があります。

あるいは、お互いの距離がかなり離れた状態で、

『ファウストがレレレの突きを放つ→聖ソルがスラバでガード→即座に殺界→ヒット
→聖ソルがダッシュ→しかし距離が離れすぎているためか、
聖ソルの殺界追撃のダッシュが途中で止まる→普通にダッシュして追撃』


ということも可能です。
このやり方の場合、上の動画のように殺界2段目のアッパーが出ることもありません。



ところでこの『ドラゴンインストール殺界』。
前作GGXXSLASHと、今作GGXXACとで、性能が結構違うのはご存知でしょうか。


●ドラゴンインストール殺界の性能●


■SLASH■
・発生25F
・通常技キャンセル不可能
・基底250%
・1段目よろけ216F

・30、10×8、180ダメージ

■AC■
・発生8F
・通常技キャンセル『可』能
・基底無し
・1段目よろけ125F

・30、20×8、230ダメージ


プレイヤー…というか俺にとって、面白い調整とつまらない調整が混在しています。

まずACで『通常技キャンセル可能になった』という点ですが、これは個人的にGJな調整。
一撃必殺技よりも見る機会が少なかったあの技を、
実戦である程度簡単に決められるようになったのは非常に嬉しいです。
ロマンが薄まったといえば確かにそうなのですが…。

なんでだろうな〜と思ってしまう調整は『基底250%削除』と『よろけ時間大幅減少』。

ACではこの基底が無くなった分、技そのもののダメージを上げているのですが、
どうしてわざわざこのような性能にしたのか解りません。

基底250%なんて夢があっていいじゃないですか><

ドラゴンインストール殺界の1段目が運悪く相打ちになっても、
基底250%のおかげでどちらにせよその後の追撃で大ダメージを与えられるなんて
最高じゃないですか、素敵じゃないですか。

もしも基底が250%のままだったら、今回の逆方向ドライン殺界の動画でも、
逆方向殺界>通常投げ>6HSで220ダメージくらいになっていました。

動画製作の際に殺界の基底が無くなったことを知り、少しがっかり…。

よろけ時間の調整も意味不明というか意図不明ですね。
「そうだ!殺界1段目のよろけ時間を216Fから125Fにしよう!(・∀・)」
どうしてそんなことを思ったのかとスタッフを小一時間ほど問い詰めたいです。

もしもよろけ時間が216Fだったら、
『逆方向殺界>挑発>金バ>敬意>通常投げ>6HS』
なんてことも出来たのにっ…!


inserted by FC2 system