ドラゴンインストール殺界は言わずもがな聖騎士団ソルの必殺技ですが、
プレイヤー使用できるものと、ボス聖ソル及びCPU金聖ソルが使用できるものとでは、
性能が異なります。

CPUが発動するドライン殺界は、
@「初段がガードされたり、スカった場合に気絶モーションに移行しない」
A「相手の体力にかかわらず、ナパームデスに派生しない」

という性能になっています。
Bゲージ消費50%、チャージゲージ消費なし

これはあくまで、CPUがドライン殺界を行った時のみこの性能になります。

たとえばトレーニングモードで自分で金聖ソルを動かしても、
派生が自動で行われる以外は極普通のドライン殺界しか出せません。
ところがこのトレモ中にでもこの金聖ソルをCPU操作にすると、
上記の性能のドライン殺界を出しまくるようになります。
内部ではどうなっているのやら。





さて、このCPU限定のドライン殺界ですが、実はもうひとつだけ
通常殺界にはない特徴があります。
それは
C「ドライン殺界の初段がカオスロマンキャンセルが可能」
というものです。

ドライン殺界の初段は打撃技であり、テンションゲージ常時MAXの設定ならば、
本来普通にカオスロマンキャンセルができなければおかしいはずなのですが、
なぜか通常のドライン殺界はカオスロマキャン非対応となっています。





このBの性質が理由で、時にCPU金聖ソルが凄まじい動きを見せることがあります。

なんと、「相手キャラが空中で気絶している状態だと、
恐ろしい動きでドライン初段カオスRC>ドライン初段カオスRC・・・を繰り返す

ことがあるのです。




簡単な再現方法は以下の通り。

@まず金聖ソル側のエクストラメニュー設定を、
 カオスロマンキャンセルをON、KIZETSUをONにする。
 また、当然TG無限、チャージゲージを3にする。
 そして、相手側のガードバランスをMAXにする

A金聖ソル側の操作をひとまずDUMMYにしておく

BDUMMYに以下の行動を記録させる
6HS>RC>6HC>RC>ダスト>相手がダストやられの頂点を通り過ぎて、
下降し始めたあたりでフレイムディストーションの暗転を発生させる。
(この際、相手と金聖ソルは縦一直線くらいに並んでるのが好ましい)

Cトレモをリセットして初期状態に戻し、
 Bで記録した行動を再生させる

Dフレイムディストーションの暗転の時間停止中に、
 金聖ソルの操作をDUMMYからCPUに変える

Fドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラド




色々と謎が多い現象です。

まずカウンターヒットしているわけでもないのに、
なぜ殺界CRC殺界を何度繰り返しても相手との距離が離れないのか。

なぜ相手が空中で気絶していることが条件なのか。
律儀にも永久殺界中に気絶が回復すると、その時点で殺界連打も終わる。
(CPUのアルゴリズムに、空中で気絶させたらドラインというものがあるのか・・・?)

そもそもなぜプレイヤー側のドライン殺界はカオスRC不可能なのか・・・など。



ただ、そのあたりの些細な疑問など、この圧倒的な光景の前では
乾燥した砂山の如く崩れ去っていきますね。
ヒマだったら考えてみましょう。



もちろん今回のネタも、それが俺の名ださんに提供していただいたものです。
そろそろ頭があがらないどころの話じゃなくなってきたネ!
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