覚醒必殺技にはバーストを封じる効果がありますが、
これは厳密に言うと、2つのバースト封じ効果に分けることができます

ひとつは単純に、「覚醒必殺技がヒットした時のバースト封じ」。

もうひとつが今回の記事においては重要なもので、
相手がやられ状態の時に暗転が発生した時のバースト封じ」というものです。



相手がのけぞり状態、または空中やられ状態の時に覚醒必殺技を放つと、
その暗転が発生した瞬間から相手のバーストゲージに×印がつき、バースト封じになります。
これが「相手がやられ状態の時に暗転が発生した時のバースト封じ」です。

繰り返しますが、暗転によってバーストを封じられるのはあくまで相手がやられ状態の時のみです。

この「暗転によるバースト封じ効果」は、暗転終了後から7Fしかありません。
なので暗転が発生してから攻撃判定が出るのに時間がかかる技は、
暗転を見てから青バで切り返すことが可能です。

しかしこの7Fという時間は、
ゲーム内の全体の時間でカウントされるのではなく、
相手が実際に動作している時間の分だけ経過するという仕組みになっているようです。

「相手が実際に動作している時間」というのを別の言い方に置き換えると、
「相手がヒットストップ中ではない状態」となります。

つまり「暗転によるバースト封じ効果」は、
相手がヒットストップ中ではない状態で7Fが経過するまで持続する」、ということです。



例えばこんな感じです。



ファウストの物投げのアイテムにはバースト封じ効果なんて当然ありません。
それは、覚醒必殺技のななな何が出るかなで出したアイテムも同様です。
しかしなななは覚醒必殺技である以上は暗転はあるわけで、
「暗転によるバースト封じ効果」はもちろんあります。

動画の前半では、暗転が終了してもしばらくポチョがバースト封じ状態になり続けています。
これはメテオを物凄い勢いで喰らっておりポチョが常にヒットストップ状態のため、
バースト禁止時間の7Fが経過するタイミングが無いためです。

動画の後半でも暗転終了後にもしばらく相手ファウストがバースト封じ状態になっていますが、
コンボの途中でバースト封じ状態は解除されます。
これはちびポチョの山の攻撃にも実は隙間があり、
相手ファウストがほんの一瞬だけヒットストップ外で動いているタイミングがあるためです。
相手ファウストが何度か一瞬だけ後ろにのけぞっていますが、
これが「ヒットストップ外で動いている瞬間」です。
この「瞬間」が蓄積されて合計7Fに達した時に、
バースト封じ状態が解除されるという仕組みです。



他にもトレーニングモードでカイを使い、相手を常時カウンターONにして、
セイク青>近S>立ちHSRC>立ちHSRC>立ちHSRC>立ちHSRC>立ちHSRC>・・・
とやれば、相手は永久にバースト封じ状態になります。
立ちHSがカウンターヒットすると相手のヒットストップがとても長いため、
そのヒットストップ中に相手に立ちHSをカウンターさせて…というのが永久に続くので、
「暗転によるバースト禁止の7Fの時間」が一向に消化されないからです。



ところで、テスタメントのゼイネストに捕縛されている間は、
そのキャラはヒットストップ中、またはそれに近い扱いとなっているようです。

そのためゼイネストに捕縛されている時にテスタが暗転を発生させると、
その覚醒必殺技がヒットしなかった場合、
ゼイネストの捕縛が解けて7F経過してからバースト封じが解除されます。
もちろん覚醒がヒットしていた場合は、
捕縛が解けても次に何か攻撃を当てるまでバースト封じは継続します


ゼイネストの捕縛がとけてから7F以内にまた別のゼイネストに引っかかって捕縛されると、
やはりまたバースト封じが継続します。



ゼイネストと同じような相手を捕縛する技と言えば、
チップのγブレードとエディのシャドウホール。

しかしシャドウホールには明らかにゼイネストと同じような性質はないようで、
シャドウホールの捕縛中のエディが暗転を発生させてもバースト封じは捕縛終了まで継続したりはしません。

γブレードは正直、この技の硬直が長いのでゼイネストと同じ性質があるのかないのかよくわかりません。
ACPRのFBγブレードがあれば検証が容易なのですが…。




以下、追記。

コメント欄で教えていただいたぼうさんのお話によると、
FBγブレードもゼイネストと同じ性質のようです。

『FBγブレード>斬星狼牙FRC>PPP』
バースト禁止状態になっていたとのこと。

これでチップの何かが伸びる…わけないか…?
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